バラ カメオ
熱心なロザリアンというわけではありませんが、バラは好きです。
ただ、ベランダで栽培するには大きすぎるのとトゲトゲが好きじゃないというところで、あまり多くは育てていません。
贈答用に数百円で売ってるミニバラの寄せ植えが、更に枯れかけ半額セールになっていたりすると買っちゃったりしてましたが、基本、バラは相当欲しくないと買わないのです。
そんな中、なんとなくピンときて春に新苗で買ったバラが咲きました。
確か数百円だったと思いますが(というより、4桁円の植物はよほどのことがない限り買わない主義です)、我が家に来てから病害虫に侵されることもなく、すくすくと大きくなっていきました。
そしてとうとう先日咲きました。
花弁の多さと絞り模様、そして香りと、想像以上の綺麗さでした。
強健で成長が早い、というわけでは決してない感じがするので、世話には気を引き締めねばと思っているところです。
このまま大株に育ってほしいなぁ…。
ところでこの株、接ぎ木の問題なのか品種の問題なのか私の植え替えの問題なのかわかりませんが、頻繁に台木のシュートが飛び出してきます。
油断してるとすぐ栄養をもってっちゃうので、見つけ次第処理しているのですが、
それにしても、他のバラではこんなに見なかったのに…という感じです。
今後収まっていくのか、ずっとイバラのピンチを続けていくのか、分かりませんが、
手をかけるだけの美しさがカメオにはありました。
台風から避難した植物たち
台風は誰にとっても大変ですが、ベランダーにとっても大変です。
鉢植えが倒れて土が飛び出したくらいならまだ良いですが、
集合住宅に住んでいる以上、
絶対に、
絶対にお隣さんその他居住者に迷惑をかけるわけにはいきません。
というわけで鉢植えを部屋内に避難させました。
多少虫がいる可能性はありますが、もうこの際は仕方がありません。
ですが、こうやって鉢植えを部屋に入れると、普段よりもゆっくりと植物を観察できます。
君もよく成長したな~、とか、あなたは元気がないですね、とか…。
なんなら、小さい鉢は植え替えをしたり、種まきをしたり。
室内なので、あまり土にまみれることはできませんが、色々やりたいことがあって少し楽しいです。
上記のエメラルドレースはモミジの園芸品種で、盆栽素材として小さな苗を購入したのがお付き合いの始まりですが、盆栽として仕立てることはせず、放任主義で育てています。
(盆栽には興味があるものの、絶対にハマって抜け出せなくなるので、敢えて遠ざけています)
こちらは確か実家のモミジ園芸品種(誰も品種名を覚えていないのではっきりとはわかりませんが、羽衣っぽいものか七五三っぽいものか、どちらかから採取したもののはず…)から実生したものです。
初夏頃に突然葉っぱが全体的に枯れてあわや枯死かと思いましたが、何とか持ち直してくれました。
秋の芽吹きが始まっています。
こちらは実生した椿の新芽。
椿の実生はここ何年か毎年やっていますが、未だ咲いたものはありません。
こちらは去年の冬終わりくらいに播種して、現在半年ちょっと育ったもの。
綺麗な赤色の葉です。
親は園芸品種でもなんでもないヤブツバキなので、咲く花は十中八九赤花だと思いますが、それにしても葉が赤い。
深紅色とかだと嬉しいです。黒椿系統が好きなので。
こういうのを考えると、狙って育種する人はすごいと思います。
玉の浦系統なんかはたくさん品種がありますが、なかなかあの柄を残して品種を作り出すのは難しいのでしょうね。やったことないのでわかりませんが。
いつかは狙って品種を作ってみたいところです。
イワヒバです
イワヒバです。
イワヒバ、美黄冠という名前で購入したものです。
しかしこの美黄冠という名前、ネットで検索しても全くヒットしないのです。
気になって図鑑を見てみても載っておらず、何かの間違いなのか図鑑に載るようなものではない品種なのか…。
よく分かりませんがお気に入りです。
こちらは別のイワヒバ、金牡丹。
こちらは有名なようで、ネットでも記事が多いですし、図鑑にも載ってました。
モコモコしていてかわいいです。
イワヒバは学生時代だったか社会人なりたてだったか、岩付きのものを祖母に自慢気に見せられたことがありましたが、当時は「ふーん」くらいにしか思っていませんでした。
それから数年して、地元近くの道の駅で小さな苗を見かけ、「よく見たらかわいいな!」ということで購入しました。
祖母はやはり何歩も先を進んでいるなという感じです。
ただ、つい最近まで育て方が分からず、岩にくっついてても育つんだから丈夫でしょ、という気持ちも相まってほぼほったらかしで育てていました。
そうして全然成長しなかったのが一番最初に買った屋久島桧葉という品種。成長しないというか、逆に弱らせてしまいました。
気付いてからいろいろ調べ、なんとか最近復活してきたような感じです。このまま元気になってくれるとよいのですが。
ところで、この数年間で何となくわかったことは、世の男性ベランダーさん達は山野草とか古典植物が好きな方が多いということ。
自分もその流れに乗ってしまったようです。
ただ、自分の本流はやはり椿。
今はオフシーズンですが、花芽も分かり始めた今日この頃、次の開花が楽しみです。
椿の害虫 チャノキイロアザミウマ
椿の種を蒔き始めて3年目。
すくすくと育っていい感じ…
…だったのだけど、害虫の餌食となりシワシワに!
(画像はないけど)
去年蒔いたものも、一昨年蒔いたものも、ほとんど虫にやられて生長点がやられてしまった。
何かちっさいのがいるようにも見えたのだけど、他の椿含めチャドクガとかカイガラムシがいないから大丈夫とあまり気にしなかった…完全に油断してしまった。
シワシワになった椿にはもれなく小さい虫がうねうねと。
ネットで調べたところ、コイツに間違いないようだった。
チャノキイロアザミウマ
アザミウマ…名前は聞いたことあったけど、実は今まで一度も発生したことがなかった…
前まで都市部に住んでて、しかも鉢植えも少なかったから来なかったんだろうか。
とにかく、防除しないとと思ってオルトラン粒剤使ったけれど、一ヶ月ほどたったが効果なし。
と思ったら住友化学のページによればオルトラン水和剤しか効果無さそう。
https://www.sc-engei.co.jp/resolution/pestanddisease/photolist/details/1203.html?showtab=3
ベニカx試そうと思っていたけど、それも効果無さそう…
水和剤は持ってないから買わねばならんのか。
ひとまず試してみるか~。
開花ピーク終わり
本格的に椿を好きになって3回目の冬が終わろうとしているけれど、今年は色々な椿が開花した。
3年前当時住んでいたアパートのベランダがかなり広く、お隣さんとも完全に隔絶されていたので椿に限らず色んな植物を育てていたけれど、今は普通のマンションに住んでいるため、引っ越しのときにかなりの種類の植物を手離してしまった(実家に引き取ってもらっていて、今も手入れはしているけれど)。
よって余程欲しくないと椿も増やさないようにしているので、今年初めて見た花というのは少ないのだけれど、今年は形が整った花が多かった気がする。
でもそういうものほど写真撮ってなかったり…
まぁ直で見るのが一番綺麗なのだけれど。
数寄屋
ヌチオズカメオ
五月姫
種をまきたい
ヤフオク等々でいくつか種を手に入れた。
ほとんどが育てたことがない植物のため、蒔き方がわからない。
ネットで調べた育て方を備忘録的に記録する。
【コウヅウメバチソウ】
種は取り蒔き、もしくは果実のまま冷蔵庫に保管して2~3月に播種。
(既に種子だけの状態になっているので、取り蒔きしていないということは発芽率低いかも?)
覆土はしない。
用土は桐生砂小粒、硬質鹿沼土小粒、軽石小粒、ミズゴケを細かく刻んだものを等量に混合。水はけよく、しかし保水力もある用土がよいらしい。
ウメバチソウ(梅鉢草)の育て方|仲間のコウメバチソウとシラヒゲソウの特徴 - 山野草を育てるNori&Wako
【オキナグサ】
取り蒔きか、保存して2月下旬から3月に播種。
種子についた毛をむしり、種子のみを培養土にまいて軽く覆土する。
翌春発芽し、2~3年で開花する。
オキナグサとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
【チシマキンバイ】
基本的に取り蒔き。発芽は翌春
用土は赤玉(もしくは鹿沼土):軽石:エゾ砂(ボラ土代用)=2:4:2
チシマキンバイ(千島金梅)の育て方 - 山野草を育てるNori&Wako
【タマシャジン】
取り蒔きか、1~3月に播種。
根が深く張るため、深鉢で栽培する。
タマシャジンの育て方|🍀GreenSnap(グリーンスナップ)
とりあえず、どれも似たような蒔き方であることは分かった。
取り蒔きか、春直前に播種。
でも取り蒔きを逃したら春直前じゃないといけないのだろうか。
真冬の播種はよくない…?
とりあえずタマシャジンは今も蒔き時のようなので近々蒔いてみることとする。